【メルマガ試し読み】自分の勝ちパターンをつくろう

過去に配信されたメールマガジンの記事になります。お楽しみください!
(なお、執筆者の科類や学年は執筆時点でのものとなります。)
みなさん、こんにちは!理科二類1年生のTです。初めてメールマガジンの記事を書かせていただくにあたって、本当になにを書こうか迷いに迷ったんですが、せっかくなので僕のちょっと変わった受験戦略のことを書くことにします。
東大2次試験に向けて僕が立てた受験戦略は「英語と国語とでアドバンテージを取り、理科もそれなりに得点して、数学を最低限で凌いで逃げ切る」というものでした。 我ながら理系にあるまじき(?)泥臭い戦略ですね。僕は、高校2年生までの時点で国語と英語の偏差値は比較的安定しているものの、数学に苦手意識を持ってしまっていました。こんなことで東大理系なんてめざせるのかと自信を持てていなかった自分に対して、3年生になったとき担任の先生に、国語は理系の中では勝てる、英語で点を稼げ、理科は3年生のこれからで頑張れ、数学は耐えろ、東大受験は総合点勝負だから、というようなことを言ってもらい、それが僕の受験のビジョンになりました。
夏までは体育祭や部活の最後の大会を楽しみながら、とりあえず学校で習ったばかりの理科を固めることに注力しました。夏になって冠模試を受ける前に過去問に触れたり、過去の入試データを調べたりしてみて、具体的に各科目で何点とればよいのか考えました。その後秋の模試なども経て最終的に現実的な目標得点として考えていたのがこちらです。
国語:45 数学:45 物理+化学:55 英語:85
合計:230
合格点は年度によって変動するので、あまり細かい点数にこだわる必要はないです。およそ平均的な年度の最低点と平均点を参照してその間くらいの合計点になるように考えていました。(秋までは理一を第一志望にしていたこともあり、もう少し高めに設定していました。理二を受験した経緯などについても機会があれば今度書いてみたいと思います。)各冠模試の前には、本番での目標を念頭に置きつつ自分の現在地を鑑みて、その時ごとに目標点を設定していました。
数字を出してみるだけで見通しの良さが全く異なります。過去問演習をしていても、どの部分で得点をすれば目標点に届くのか、安定して目標点を越えるためにはどの問題を解けるようになれば良いのか、など具体的な分析ができ、設定した目標点が明確な指針になりました。
さて、時は飛んで受験当日です。 まずは1日目の国語、全体的に取り組みやすく、それなりの回答を作れた感触はありました。平均点が上がってあまり差がつかないといやだなと思いつつ、国語はどうせ採点されるまでどうなるかわからないのですぐに次の数学に気持ちを切り替えました。 さて苦手の数学、部分点を拾いながら、解ける問題を見極めようとしますがどれも手が付きません。さらには残り30分を切ったところで条件の見落としを発見してさすがに焦りました。結局0完に終わりましたが、やや難化ならそれも想定内だとホテルに戻る道のりでは自分でも驚くほど冷静でいられました。
2日目の理科、時間の有効活用のため先に問題全体を確認する派の僕は化学を難化と判断して、物理を先に解く選択をします。物理は近年と比べると簡単でミスがないように気を付けながらも化学に時間を残せるように解き進めました。化学は思考力を問うような問題に歯が立たず、拾える点だけ拾うようにしました。今振り返れば単純に勉強不足だったと思いますが、化学の出来が良くないのも想定内ではあったので冷静さは貫けました。
そして最後の英語です。僕の東大受験において合否を分けるのは明らかに当日の英語の出来だと先生との面談でも確認していたので、ほかの教科の出来は忘れて、120分間問題だけに最高に集中して、東大英語の最大の壁である時間配分もうまくいきました。
受験後の感触は、苦手の数学・化学はうまくいかなかったけど、国語・英語はできることをやれたのでおおむね想定通りで合否はわからないかな、という感じでした。微妙なラインにいる自覚があったので、合格発表まで悶々としながら後期試験の過去問をして過ごしていました。ついに合格発表の日、お昼にweb上で発表があるのですが、家でじっとしていられず、外に走りに行きました。運動不足がたたってクタクタになり、時間ギリギリに帰ってきて両親と結果を見ました。自分の受験番号を見つけた瞬間、思わず両親と抱き合いました。あの時の興奮と深い安堵は半年たった今でも鮮明に蘇ります。
しばらくして見れるようになった開示得点はこうでした。
国語:62 数学:28 物理:38 化学:12 英語:87
合計:227
国語の高得点は狙ってとるのは難しいので、想定していたよりもずっと極端な点数の取り方になってしまいましたが、何にせよ僕の勝ちパターンにハマっていました。戦略をしっかりと練れていたおかげで、当日は必要以上の悲観をせず、自分の勝負所で勝負することができたことが勝因だと思います。
今回伝えたかったことをまとめるとこの2点です。 受験は総合点で評価されるので、(特に東大2次試験は5科目あるため、)自分が勝負できる戦い方は何かをよく考えることが重要 その自分の勝ちパターンをいつも意識して勉強することが合格への道
最後まで読んでくださりありがとうございました。みなさんのことを心から応援しています!
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