2025/03/26 ノートルダム清心中・高等学校 東大ツアー

企画概要
2025年3月26日、ノートルダム清心中・高等学校の生徒様14名を対象に、東大ツアーを実施いたしました。
今回のツアーは、「高校から大学へ 繋がる学び」というコンセプトのもと実施しました。
生徒様には、キャンパスツアー、パネルディスカッション、プレゼンテーション、ワークショップ、個別相談会というコンテンツを通して東大生と交流していただきました。
その中で、進路選択の幅を広げていただくこと、東大進学に対するハードルを下げていただくことを目標としました。
以下では、各コンテンツの内容や生徒様のご様子についてご報告いたします。
ツアーの流れ
本ツアーは、以下のようなタイムスケジュールで行いました。
13:00 ~ 13:10 オープニング
13:15 ~ 14:05 昼食
14:05 ~ 14:55 キャンパスツアー
15:05 ~ 15:30 パネルディスカッション
15:35 ~ 16:00 プレゼンテーション
16:10 ~ 17:20 ワークショップ
17:30 ~ 17:55 個別相談
17:55 ~ 18:00 クロージング
キャンパスツアー

キャンパスツアーは、大学キャンパス内を楽しみながら散策することで、大学へのイメージをより明確に持っていただくことを目的として実施しました。
今回は、本郷キャンパスの要所をチェックポイントとし、その場所まで謎解きをしながら向かっていくというレクリエーションの要素も含めたキャンパスツアーを行いました。
生徒様からは、「謎解きを交えてのキャンパスツアーが楽しかった」「大学の雰囲気や広さを肌で感じることができた」といった感想をいただきました。
パネルディスカッション

パネルディスカッションは、生徒様が県外へ出る心理的ハードルを下げ、進学後の大学生活についてのイメージを持っていただくことを目的として実施しました。
はじめに、東京大学を志望した理由と、上京する不安をどう乗り越えたかについて、地方出身の大学生3人に自身の経験を語ってもらいました。その後、住まいやアルバイト、上京してみて良かったことについても、各大学生の体験談を発表してもらいました。
生徒様からは、「自分が一人暮らしをすることになったときの悩みに対してのヒントを頂けた」「自分のように地方出身でも東京で大学生活を送ることができるのだという自信を持つことができた」といった感想をいただきました。
プレゼンテーション

プレゼンテーションは、文理を問わず多岐にわたる分野の授業を紹介することで、生徒様に大学での学問に対するイメージを持っていただくことを目的として実施しました。
生徒様には、大学生による授業紹介を通じて、高校での学習内容と大学の学問とのつながりを考えていただきました。
生徒様からは、「大学での勉強は高校までに習ったことの延長線だということを知ることができた」「大学ならではの授業の奥深さについて知ることができて期待が高まった」といった感想をいただきました。
ワークショップ

ワークショップでは、中学3年生・高校1年生という時期だからこそ、「大学受験に向けた」勉強ではなく「学問の意義や本質を楽しむ」勉強へのモチベーションを高めることを目的として実施しました。
生徒様には、現代社会で起きているさまざまな時事問題について、中高の知識を我々大学生が実際に大学の講義で学んでいることに結びつけながら、大学生とのディスカッションを通じて多角的な視野から自分の考えをまとめていただきました。具体的には、エネルギー政策などの現代社会の時事問題について、生徒様が持っている中学・高校までの知識と、大学生がその場でレクチャーする大学での知識を結びつけながら考えていただきました。
生徒様からは、「普段よくニュースで見るような時事問題を、表面だけでなくその背景や深いところまで考えることで、こんな視点もあるんだとすごく勉強になった」「あまり考えてこなかったような議題について、自分の意見を持って主張する機会を得ることができ、世の中についてより深い認識を持つことが大事だなと気づいた」といった感想をいただきました。
個別相談会

個別相談は、生徒様からの質問や疑問に大学生が答えるという形で実施しました。
各コンテンツで解消しきれなかった質問や疑問について、大学生に積極的に質問する様子が見受けられました。
生徒様からは、「時間が少なかった」「大学生の今後の進路についてもっと聞いてみたかった」といった感想をいただきました。時間があっという間に感じるほどたくさんの質問が飛び交っていたようです。
まとめ
今回のツアーでは、生徒様が積極的に大学生に質問したり、熱心に話を聞いたりしていた様子が印象的でした。
企画終了後の生徒様の明るい表情から、進路に対する不安などを軽減し、自身の将来について考える上での一助となることができたのではないかと考えます。