2025/03/12 金沢大学人間社会学域学校教育学類附属高等学校 オンライン

企画概要
2025年3月12日、金沢大学人間社会学域学校教育学類附属高等学校の生徒様 7 名を対象に、オンラインセミナーを実施いたしました。
今回のセミナーは、「可能性の開拓–地方から東大へ–」をコンセプトに、教育の地域間格差や東京で広がる可能性を知ってもらい、自らの可能性を踏まえた納得のいく進路選択のきっかけを提供することを目的としていました。
以下では、セミナーの内容や生徒様のご様子についてご報告いたします。
セミナーの流れ
セミナーは、以下のようなタイムスケジュールで行いました。
14:00〜14:10 オープニング
14:10〜15:05 プレゼンテーション
15:05〜15:15 休憩
15:15〜16:20 ワークショップ
16:20〜16:25 小休憩
16:25〜16:50 個別相談会
16:50〜17:00 クロージング
プレゼンテーション

初めに、プレゼンテーションを実施いたしました。
このプレゼンテーションでは、まず、首都圏の大学の魅力についてプレゼンターの体験談を通して生徒様に知っていただきました。その後、プレゼンターが感じた地域間格差の実情やそれをどう乗り越えていったのかについてもお伝えいたしました。
生徒様からは、「大学では、より様々な人と出会いがあることが魅力に感じた」との声や、「首都圏の大学を受験する苦労を知って、勉強への意識が変わった」との声をいただき、満足していただけたと感じております。
ワークショップ

次にワークショップを実施いたしました。
このワークショップでは、生徒様一人一人の持つ関心や不安を捉えた上で、「理想の大学生活」を大学生とともに複数の視点から具体化し、それが叶う場所がどこか考える進路選択シミュレーションを行っていただきました。
生徒様からは、「自分で生き方を選択する場面のイメージが膨らんだ」「より具体的な東京での生活の様子をイメージできて、進路を考える上で参考になった」などの感想をいただきました。
個別相談

最後に、プレゼンテーションやワークショップで大学生の体験談を聞く中で生じた疑問や不安などを回収する機会として、個別相談会を実施いたしました。生徒様からは積極的に質問をいただき、「十分に自分の質問ができた」「大学生に親身に相談に乗っていただき、とても参考になった」などの声が寄せられました。
まとめ
生徒様が納得のいく進路選択をできるよう、今回のセミナーでは、東京で得られる多様な可能性を紹介し、特に東京大学のケースを通じてその一端をお伝えすることを目指しました。
アンケートでは、「より具体的な東京での生活をイメージできて、進路を考える上で参考になった」「今後の人生の1個の転機となりそう」などの声をいただきました。
また、大学生との交流への満足度も非常に高く「東大生の生の声を聞くことができて、とても有意義な時間になった」などの感想も多く寄せられました。高校生、大学生双方にとってとても充実した時間になったのではないかと思います。