【2025最新】東大二次試験の教室 理系編【本郷キャンパス】

【2025最新】東大二次試験の教室 理系編【本郷キャンパス】

はじめに

東大の二次試験で、自分の受験教室がどこになるか、会場はどんな雰囲気なのかなどが気になる人も多いでしょう。

この記事では、机の広さやリスニング音声の聞き取りやすさ、トイレの混雑度合いなどを、FairWindメンバーへのアンケートをもとに、科類別でお伝えします!

なお、科類ごとの教室の割り振りは年によって変わる可能性も十分考えられるので、あくまで参考程度にとどめてください。

今回は、本郷キャンパスで受験をする理系の教室についてご紹介します。

ここで紹介している教室の一覧は以下のようになります。

法文1号館法文2号館理学部1号館経済学研究棟医学部1号館国際学術総合研究棟工学部2号館工学部5号館工学部6号館農学部1号館法学政治学系総合研究棟

文系が受験する駒場キャンパスの記事はこちら

※2024年度までの情報です。2025年度以降は変わる場合もあるので要注意です!

受験票や大学のホームページなどもあわせて確認してくださいね。

理科一類

法文1号館

英語リスニングの聞こえやすさ

★★☆☆☆ 1.9/5 やや聞き取りにくい

トイレの空き具合

★★☆☆☆ 1.7/5 混雑する

英語のリスニングでは、聞き取りにくいという意見がとても多かったです。
特に後ろの席だとスピーカーから遠く、聞き取りにくく感じるようです。本番で焦らないためにも、音質の悪いリスニング素材を選んで練習するなど、事前にしっかり耳を慣らしておきましょう。

また、トイレは混雑するとの声が多かったです。待ち時間が長いことを想定して、トイレは時間に余裕を持って早めに行っておきましょう。トイレに行く際は軽い勉強道具を持って行っても良いでしょう。

机の縦幅が狭く、縦向きの解答用紙がはみ出してしまうとの声が多かったです。
普段から問題用紙と解答用紙をどう置くか考えるなど、本番で焦らないための工夫をしておきましょう。

椅子は普段は座面が畳まれているタイプのものが多いようです。

一つの長机に2〜3人が座るようです。

法文2号館

英語リスニングの聞こえやすさ

★★★☆☆ 3/5 普通

トイレの空き具合
★★★☆☆ 3/5 やや混雑する

英語のリスニングは比較的聞こえやすい教室と聞こえにくい教室に分かれるようですが、大教室では聞こえにくいという意見がありました。普段から本番を想定し、音質を落としてリスニングの練習をしておくといいでしょう。

トイレはやや混雑するようです。安田講堂前の広場には仮設トイレが設営されているので、混んでいればこちらも使ってみてください。

机は狭く、問題用紙が入り切らないとの声もありました。普段と違う狭いスペースでも対応できるように準備しておきましょう。

椅子は普段は座面が畳まれているタイプのものや、背もたれと座面が机側に倒れているものが多いようです。

一つの長机に3人ほどが座るようです。

理学部1号館

英語リスニングの聞こえやすさ
★★★★☆4.5/5 聞き取りやすい

トイレの空き具合

★★★★☆ 4/5 やや空いている

英語リスニングは聞き取りやすいとの声が多かったです。

トイレは比較的空いており、特に女子トイレはかなり空いているとの声がありました。

ただ念のため、トイレは早めに済ませておくと良いでしょう。


机は狭めで、問題用紙を机に収めきれないという意見があったので、普段広めの机を使っている人は慣れておきましょう。

椅子は普段は座面が畳まれているタイプのものや、背もたれと座面が机側に倒れているものが多いようです。

長机に3人ほどが座るようです。

経済学研究棟

英語リスニングの聞こえやすさ

★★★☆☆ 3.3/5 やや聞き取りやすい

トイレの空き具合

★★☆☆☆ 2/5 混雑する

英語リスニングは比較的聞き取りやすいとの声が多かったです。

トイレは混雑するようなので、時間に余裕を持って早めに行っておきましょう。

机の縦幅は解答用紙を横にした時に収まるくらいですが、特に狭いと感じた人はいなかったようです。

椅子は普段は座面が畳まれているタイプのものが多いようです。

一つの長机に4〜7人ほどが座るようです。

医学部1号館

英語リスニングの聞こえやすさ

★★★★☆4.5/5 聞き取りやすい

トイレの空き具合

★★★★☆ 4/5 やや空いている


英語リスニングは聞き取りやすい
ようです。ただ、教室によってはこもって聞こえる場合もあるようなので、様々なパターンを想定してリスニングの訓練を積んでおきましょう。

トイレも比較的空いていて問題なく使えたとの声が多かったです。

机は古くて曲がったり傾斜があったりして書きにくかったとの意見も見られました。書きにくい机でも落ち着いて解けるように、あらかじめ心の準備をしておきましょう。

椅子は普段は座面が畳まれているタイプのものや、背もたれと座面が机側に倒れているものが多いようです。

一つの長机に2〜3人が座るようです。

国際学術総合研究棟

英語リスニングの聞こえやすさ
★★☆☆☆ 2/5 やや聞き取りにくい

トイレの空き具合

★★★★★ 5/5 空いている

英語のリスニングは少し聞き取りづらいようです。教室が広く、音声が響いていたため聞き取りづらく感じたという意見もありました。

トイレは数が多かったためあまり並ばなかったようです。

机は教室にもよるようですが、狭くて問題用紙と解答用紙を広げにくかったという意見が見られました。

椅子は背もたれと座面が机側に倒れているものが多いようです。

一つの長机に4人ほどが座るようです。

薬学部本館、教育学部棟などが試験会場になることも

理科一類は上で取り上げた会場以外にも、薬学部本館、教育学部棟などが試験会場になることもあります。

全体的に机は狭いと覚悟しておくと良さそうです。
また、教室によっては椅子の位置が固定されていることがあります。どのような環境でも自分の力が発揮できるよう、準備しておきましょう。

理科二類

工学部2号館

英語リスニングの聞こえやすさ
★★★☆☆2.7/5 普通

トイレの空き具合
★★★☆☆ 3/5 やや混雑する

英語リスニングは、フロアによって聞き取りやすさにかなり差が見られるようですが、教室が広くて聞き取りづらかったという声もありました。

トイレの混雑具合もフロアによって差があるようです。かなり混雑する場合もあるので勉強道具を持っていくと良いでしょう。


椅子が座面が普段は畳まれているタイプの教室では、「椅子が傾いているので座りにくい」という声も見られました。

長机に3〜4人が座るようです。

工学部5号館

英語リスニングの聞こえやすさ
★★★★★ 5/5 聞き取りやすい

トイレの空き具合
★★★★☆ 4/5 やや空いている

英語リスニングは、聞き取りやすいという声が多かったです。むしろ音が大きすぎるとの意見も見られました。

トイレも比較的空いているようです。ただ念のため、時間に余裕を持って行っておくのが安心かと思われます。

椅子は普段は座面が畳まれているタイプのものや、背もたれと座面が机側に倒れているものが多いようです。

一つの机には2〜3人が座るようです。

工学部6号館

英語リスニングの聞こえやすさ
★★★★★ 4.8/5 比較的聞き取りやすい

トイレの空き具合
★★★☆☆ 3/5 やや混雑する

英語のリスニングは聞き取りやすいと答えた人が多くいました。その一方で、「雑音はなかったが音が小さかった」との声もありました。

トイレは同じ階に受験会場となる教室がいくつあるかなどによって混雑具合が大きく変わるようです

机の縦幅や前後の受験生の間隔は狭いとの声が多かったですが、左右の間隔は十分広いようです。

椅子は自由に動かせる普通の椅子と、背もたれと座面が机側に倒れている椅子に分かれるようですが、前者が多いようです。

教室によって、長机に2〜3人が座るところと、一つの机に1人ずつ座るところがあるようです。

他にも、工学部14号館などが試験会場になることも

理科二類では、工学部の建物が試験会場になることが多いようです。

工学部は建物が多くて迷ってしまうことも多いので、事前に地図などで場所を確認しておきましょう。

教室は暖かいですが、お昼休みやトイレなどで外に出る機会もあると思います。防寒対策をしっかりしていってくださいね。

理科三類

農学部1号館

英語リスニングの聞こえやすさ
★★★★★ 5/5 聞き取りやすい

トイレの空き具合
★★★★★ 5/5 空いている

英語のリスニングは比較的聞き取りやすいようです。ただ万が一を想定して、様々な音質の音源で練習して慣れておくことをおすすめします。

トイレも特に問題なく空いているようです。

椅子は自由に動かせる普通のタイプのもののようです。ただ、教室によって変わる可能性があるので、心配な人は座布団を用意しておくなどして様々な椅子に対応できるようにしておきましょう。

法学政治学系総合教育棟

英語リスニングの聞こえやすさ
★★★★☆ 4/5 やや聞き取りやすい

トイレの空き具合
★★★☆☆ 3/5 やや混雑する

英語のリスニングは比較的聞き取りやすいようですが、後ろの方の席は聞き取りにくいこともあります。あらかじめ様々なパターンを考慮して練習を積んでおきましょう。

トイレはやや混雑するようです。本番で焦らないように、時間にゆとりを持って行っておきましょう。

机はそれほど窮屈には感じられなかったようです。椅子は背もたれと座面が机側に倒れている椅子のようですが、教室によって変わる可能性もあります。

年によって受験会場が変わるようですが、理科三類の受験生はまとまって同じ建物のことが多いようです

周りの受験生からプレッシャーを感じたときは、散歩などでリフレッシュするといいかもしれません。

おわりに

以上が、FairWindメンバーへのアンケート結果に基づいた受験教室の情報です。

どの教室で受けることになっても、事前に様々な音質のリスニング音源で練習しておくことや、狭い机でも集中して受けられるようにいつもと違う環境に慣れておくことが大切です。

最後に、紹介しきれなかったアドバイスを紹介します。

  • 教室にもよりますが、試験が終わってから30分〜1時間程度は退室することができないので、時間の使い方を考えておきましょう。
  • 制服と私服の割合は半々くらいでした。慣れている服装で平常心を保ちましょう。
  • 部屋によって寒かったり、暑かったりするので、温度調整しやすい服装で行きましょう。
  • 入試の日は学内のコンビニや食堂は空いていないので、お昼ご飯はあらかじめ用意しておきましょう
  • 休み時間や試験終了後に、他の受験生が試験に関して話す声が聞こえてきて焦るかもしれませんが、自分のペースを保って、次の科目へしっかり切り替えて挑みましょう

受験教室の状況は、年によって変わります。また、教室ごとの差はそこまで大きくないので、この記事での評価があまり高くない教室に当たっても心配しすぎる必要はありません。

どの建物に割り当てられたとしても、自分の力が発揮できるよう準備をしておきましょう。

FairWindは受験生を応援しています!

FairWindは地方高校生の進学支援をしている、東京大学の学生団体です。